おたふく風邪の発症後、4日くらい経った頃から、突然片耳が聞こえにくくなることがあります。これは、おたふく風邪(ムンプス)の合併症のひとつで、ムンプス難聴と呼ばれています。
ムンプス難聴は、発症後すぐに治療を開始すれば改善するケースもいくつか報告されていますが、ほとんどの場合は、「治療の方法がない」と医師から宣告され、あまりに突然の不幸に、愕然とするのが現実です。
発症率は5000人に1人の割合で、非常に少ないものの、年齢別にみると、3歳〜7歳の幼児、学童期に最も多い病気です。子供の場合は、自分で異常を知らせることができず、どうしても発見が遅れてしまうため、はっきりと診断がつく頃には、すでに聴覚機能が破壊されていて、治療が困難になるのです。 |